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6月6日(火)
10:00~17:00
(受付開始9:30)
2F会議室E24

PHOTONEXT技術アカデミー
  日本写真学会&写真感光材料工業会

参加料 全セッション:7,000円 

    セッションⅠ:3,000円  セッションⅡ:4,000円

    (いずれも要旨集含む)

※参加費は当日会場でお支払いください。

◇主催:一般社団法人日本写真学会 / 写真感光材料工業会 

◇定員:30名 

◇申込み方法:日本写真学会HP https://www.spij.jp/ メールinfo@spij.jp FAX03-3299-5887 

◇申込み締め切り:6月2日(金)※定員になり次第締め切り 

◇問合せ先:日本写真学会 TEL03-3373-0724、写真感光材料工業会 TEL03-6419-7241

◇プログラム ※テーマ及び講師については、予告なく変更する場合がございます

セッションⅠ:出力と表現技術

①10:00~10:45 「プロラボクリエイト」のプロ仕上げ銀写真プリントサービス/富士フイルムイメージングシステムズ(株)・稲葉 誠之

 高品質な仕上がりを求めるプロ写真家や写真愛好家の方々に、プロフェッショナルな写真サービスを提供するプロラボ。「プロラボクリエイト」は、長年培われた銀写真プリント方式を中心に、「作品」づくりを目的とした写真プリントや、写真展用の作品制作などのサービスを行っている富士フイルムグループのプロラボです。クリエイトが手がけるプロ仕上げプリントの高品質さや、画像を見るプロの視点からの作品づくり・作品発表にあたってのアドバイス、まだプロラボを利用したことのない方のためにプロラボを使いこなすノウハウのポイントなどについてご説明いたします。

②10:55~11:40  個人でバーチャルプロダクションスタジオを導入/イメージバンクナカジマ(株)代表取締役 写心家・中嶋 秀磨

 映像の世界で近年広まりつつある技術に、大型LEDディスプレイを利用した「バーチャルプロダクションスタジオ」があります。例えばロケーション撮影は現場へ行くことで成立します。これに対してバーチャルプロダクションスタジオでは、時間や空間の制限、天候や移動等の外的要因に左右されずに、スタジオの中に仮想空間を作り出して自由に撮影が可能になります。この度私は写真館として「バーチャルプロダクションスタジオ」を導入しました。次の未来な映像技術として「動く背景」あるいは「仮想空間」を演出できるスタジオを持った写真館のコンセプトを解説いたします。

③11:50~12:35 鉄道写真の新世界へようこそ - 美しさを捉える技術とその表現力/鉄道写真家・煙道伸麻呂

 この講演会では、カメラの特性を活かした撮影方法や技術を紹介します。まず、近年賑わいをみせる多種多様のカメラ構造やレンズの種類、ピント合わせの方法、シャッタースピードやISO感度の設定など、実際の撮影現場に則した方法を解説します。次に、鉄道写真で特に重要な要素である、撮影スポットの選び方など、写真を交えて詳しく解説します。さらに、カメラの特性を活かした撮影についても、具体的な事例を挙げて説明します。たとえば、ドローンの撮影方法や、小型センサーを活かした撮影など、実際の写真とともに解説します。参加者は、カメラの設定や撮影方法について理解を深め、より魅力的な鉄道写真の撮影技術を身につけることができます。 

 

セッションⅡ:最新カメラシステムの技術動向 

①13:30~14:15  高倍率超望遠ズームレンズ「SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS | Sports」の開発/(株)シグマ・佐藤 良祐

 シグマは、高倍率超望遠ズームレンズ「SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS | Sports」を2023年2月に発売しました。本製品は標準域の60mmから超望遠域の600mmまで広いズームレンジを持つ利便性の高いズームレンズでありながら、ズーム全域で高い光学性能を発揮します。また新開発のリニアモーター「HLA(High-response Linear Actuator)」による高速・高精度のAF性能や、新開発のアルゴリズム「OS2」によるワイド端7段、テレ端6段の強力な手振れ補正機構など、撮影チャンスを逃さず捉えるための機能が強化されています。本講演では「SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS | Sports」の特徴や搭載技術について紹介します。

②14:25~15:10  キヤノンのディープラーニング画像処理技術/キヤノン(株)・小笠原 努

 我々は従来の画像処理手法とは異なる、ディープラーニング技術を用いた画像処理に取り組んでいます。キヤノンは、昨年にディープラーニング画像処理技術、今年4月にディープラーニングアップスケーリングを提供しています。本講演では、従来の画像処理の課題と、その課題に対するディープラーニング技術を用いた我々の取り組みについて紹介します。

③15:20~16:05 薄型パンケーキレンズ 「NIKKOR Z 26mm f/2.8」 の開発/(株)ニコン・長岡 弘仁

 ニコンは、NIKKOR Zレンズとしては最薄・最軽量のフルサイズ対応レンズ「NIKKOR Z 26mm f/2.8」を、2023年3月に発売しました。機能面では0.2mまでの近接撮影を可能とし、耐衝撃性や防塵・防適性も一切妥協をせずに設計を行いました。外観デザインにもこだわり、幅広いシーンへの対応、毎日持ち歩きたくなるパートナーレンズに選んでいただけるよう高級感を意識して仕上げました。本講演では、こだわり抜いて設計した「NIKKOR Z 26mm f/2.8」について紹介をいたします。

④16:15~17:00  ミラーレス一眼がもたらしたもの/日本カメラ博物館 運営委員・市川 泰憲

 2008年、かつて日本のカメラ産業を牽引してきた一眼レフとは全く異なる方式のレンズ交換式カメラが“ミラーレス一眼”の名でパナソニックからマイクロ4/3規格の「ルミックス-G1」として発売されました。年を重ねるごとに参入企業も増え、APS-C判、35mm判フルサイズ、中判というように撮像素子サイズの拡大と高画素化が図られてきましたが、今やプロ用の高級機からアマチュア用の普及機に至るまで、ミラーレス一眼が一眼レフカメラの市場を席巻するまでになりました。ここではルミックスG1から、最新のプロ用機までを使った1ユーザーとしての立場から、ミラーレス一眼がもたらしたものは何だったのか、改めて考察してみます。

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稲葉 誠之

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中嶋 秀磨

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煙道 伸麻呂

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佐藤 良祐

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小笠原 努

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長岡 弘仁

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市川 泰憲

6月6日(火)
13:30~17:00
​(受付開始13:10)

2F会議室E26

フォトイメージングセミナー

  日本フォトイメージング協会

1講演:3,000円 2講演:6,000円

◇主催:日本フォトイメージング協会
◇申込方式および会場:いずれかをお選びいただけます。

 ①リアル受講:展示ホール2階E26会議室(定員:60名)

 ※必要と判断する場合、マスクの着用お願いするケースがございます

 ②録画受講 :講演を録画、後日YouTube配信[対象:有料講演]

◇申込み方法:日本フォトイメージング協会HP https://www.jpia.jp

◇問合せ先:日本フォトイメージング協会 TEL.042-481-8029

 

多様化するフォトビジネスの最前線で活躍される企業・団体様より、

「次世代に向けた新しい写真の楽しみ方、新しい世界観を切り開く鍵」をご講演いただきます。

・13:40〜 写真で遊ぼう」-Self Photo Solutionを含めた韓国写真市場のトレンド-

 韓国富士フイルム イメージングチーム長・安炳奎(アン ビョンギュ)

 2006年にロッテグループへ入社後、韓国富士フイルムへ配属。 韓国富士フイルムではフォトイメージング事業のマーケティング、リテール、新規事業、経営企画等の業務に従事し、現在はフォトイメージング事業を管掌。 幼少期に日本・中国での在住経験で培った東アジア文化に対する幅広い知見を活かし、ビジネス拡大に取り組んでいる。 “写真で人生を豊かにする”というスローガンのもと、今日までに韓国における写真文化の啓蒙キャンペーン、Year Albumのサービス展開、写真ラボシステム開発等を推進。現在は新たな写真文化創出を目指し、Z世代をターゲットにした“Self Photo Solution”の開発に注力中。

・14:40〜 次代に向けフォトグラファーが進める「リアルな写真表現」と「WEBメディア活用による写真ビジネス」

 フォトグラファー・関西写真部SHARE代表・小野 友暉

 鹿児島県出身、大阪を拠点に活動するフォトグラファー。月間36万PVの写真カメラ好きのためのWebマガジン「関西写真部SHARE」運営。6年間の運営で写真関係の製品やサービスを展開する企業100社以上のPRを行う。また「CP+2023」をはじめとする写真イベントの企画運営や、カメラ講師として登壇も行う。フォトグラファーとしては人物写真を中心に撮影する。「関西御苗場2018」でレビュアー賞獲得、フランス・パリ「IMAGENATION PARIS 2022」出展、イタリア・ミラノ「IMAGENATION MILAN 2022」など、国内外で展示を経験。現在はカメラ雑誌やWebメディアの執筆活動に加え、カメラ以外でもWebマーケティングやSNSマーケティングのコンサルティングを行う。

・15:40〜 [パネルディスカッション(無料)] 若手世代への写真プリント認知のカギを探る

 日本フォトイメージング協会

 カメラ・スマホの技術革新により、写真を撮影することが日常となり、若者・女性を中心に「撮影文化」は拡大を続けております。一方で、撮影ショット数は増えるが写真プリントにつながらない状況が続いており、とくにZ世代と言われる20歳前後の若者は、写真プリントに対する「馴染み」が少なくなってきているように痛感いたします。当協会は、若い世代は写真プリントをどう捉えているのか実態を把握、実態を踏まえ、若い世代に写真プリントを認知いただくためにはどんな活動が必要かをまとめ、提案していくことを目標に活動を開始いたしました。先日、協会会員企業の20歳台の方14名より、ご意見を聞かせていただきました。24の設問の集計結果に基づき、パネルディスカッションを行います。本活動に関心をお持ちの企業・団体の方のご参加を期待しております。

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安炳奎(アン ビョンギュ)

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小野 友暉

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